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◆スパイウェアとウィルスの違い

このような説明を聞くとウィルスとどう違うの?と思われるかもしれませんが、スパイウェアの場合はウィルスのように感染や破壊活動をすることはあまりなく、もっぱら個人情報やデータの収集に用いられています。

ほとんどのスパイウェアはユーザーにその存在を知らされることなく侵入しますが、一部には作者、もしくは企業自らスパイウェア入りのツールであることを公言し、それを利用者に認識させたうえで使用するか否かを求める場合もあります。たとえば「スパイウェアによるマーティングを行うかわりに無料でソフトを提供します。それを了承出来る人だけインストールをしてください」という規約など。

そうした事情もあってかウィルスとは区別されているのが現状です。それ故にウィルス対策ソフトではこのスパイウェアは検出されず、駆除には専用のツールを使う必要があります。
ただウィルス対策ソフトでも一部のスパイウェアは駆除してくれます、ただしやはり専用のソフトでないとかなわない部分もありますのでスパイウェアには専用のソフトを使った方がいいでしょう、餅は餅屋ということでしょうか。

スパイウェアは情報収集が目的のためウィルスのような破壊活動はまずせず、バグ付きや勝手に広告が表示されるような悪質なものを除いて実害を感じることはほとんどありません、しかし自分の動向や趣向、プライバシーを知らぬ間に侵害されていることを不快に感じる方はスパイウェア対策ソフトを使うことをお勧めします。また広告を勝手に表示する、スタートページを書き換えるなどの悪質なスパイウェアはそれ事態迷惑ですが、漏洩した情報を不正に使われる可能性も高いので早めに駆除をしましょう。

無料スパイウェア対策ソフト1「AD-AWARE」
http://www.lavasoft.co.jp
「AD-AWARE」はスパイウェア対策ソフトとして有名で無料で使えることから利用者の多いツールです。AD-AWAREはスパイウェアと認識されているものから、スパイウェアとして利用される可能性があるものも検出し駆除をしてくれます。


無料スパイウェア対策ソフト2「SpyBot」
http://www.safer-networking.org/en/home/index.html
こちらは宮崎さんおすすめの対策ソフトで私も使用しています、AD-AWARE同様スパイウェアを駆除してくれ、しかも日本語に対応しているので扱いやすいと思います。AD-AWAREでは駆除出来ないメモリに常駐しているスパイウェアもSpyBotでなら駆除できる場合もあります。

Spybotの画面

Spybotがスパイウェアをサーチした画面です、以前に一度クリアにしたはずですがいくつかは入り込んでいますね、やはり定期的な駆除が必要だと思います。

スパイウェアは一度駆除すれば終わりというものではなく、新しいソフトやツールをインストールしたり、インターネットでネットサーフィンなどしているとまた少しずつ増えていくので、時折再チェックをするのをお勧めします。



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